ペルシャ手織カ-ペット協同組合

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ペルシャ絨毯裏ばなし

これだけ文明が発達した現在でも、ペルシャ手織絨毯は手で織っております。
出来上がるまでの日時・

製作工程

    織り洗い乾燥表裏面の仕上げ両サイドの仕上げフレンジの仕上げ    


もちろん絨毯の大きさや品質、織り子の技術で時間は違ってきますので、一般的な レベルで説明します。


   絨毯の織り

  EX)シルク100% サイズ約80x120(ザロチャラクと呼ばれる)とし レベルも普通の
  100万ノット(1㎡に約100万の結び)の商品とする。
  平均的な織り子は一日あたり5000回から7000回ぐらい結べるといわれている。
  仮に一日6000千回結んだとしたら(休みなく、規則的に毎日働いたとして)
  1,000,000ノット÷6,000ノット=約167日となり、数字上はロボットの
  ように規則正しく結んで約6ヶ月程度で結び終わる事になります。
  人間がやるのです 間違いなくこの日数では無理な事はお判りいただけると思います。
  織り上がり後、下記のような過程を経てやっと一枚の絨毯がこの世で出てくる訳であります。





  絨毯の洗い
   水洗い後→天日乾燥で商品から水分を取るのですが、シルク素材はクムの
   エリアでしか洗えない。
   ウール素材はそのような事はありません。40度近くなる真夏ならば、問題ないのですが、
   冬場はとても大変な作業です。
   シルクの絨毯は洗って乾燥させると かたくなり、しなやかさがなくなります。
   洗いをする事で、絨毯の不純物を取り除くのが目的です。

 絨毯の表・裏の仕上げ
   乾燥後、裏面をバーナーで焼いて無駄なパイル除去し表面はかんなの刃のような道具で
   表面を削り、薄くするのです。
   シャーリングと呼ばれ、汚れたパイルをほんの何ミリだけ、削る訳ですのでクリーニングの
   一種と考えていただければと 思います。
   この作業をすることにより、シルク本来のしなやかさとつやが出てきます。
   もちろん、経験のある方々が行う大切な部門であり、失敗してしまうと今までの作業が無駄に
   なってしまいます。
  絨毯のフレンジの仕上げ
   最後の仕上げとして両サイドと房の仕上げとなります。
   今までの、段階を経ますと後は両サイド(シラゼと呼ばれる。)と平織の部分を解いて
   房にする作業でほぼ終わりです。
   高級品は別として、普通品は織り上げる時に両サイドはかがらず、後から付けるのです。
   絨毯をよく見ていただくとわかりますが、紐のような物が両側についております。
   上手な方とあまり上手でない方との差は歴然です。
   平織の部分も解き、1つ1つ手で結んで房にしていくのです。
   もちろん最後の〆の仕事が良くなければ、せっかくの絨毯が台無しです。
   一枚の絨毯が出来上がるまでには時間がかかるという事はわかっていただける と思います。
   
   ですので、製品としてこの世に出るまでには、例として取り上げた商品で約8ヶ月~1年程度
   かかる事になります。














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